親子で学ぶ愛とふれあい体験ワークショップを終えて ~主宰者イシイタクジ~

参加者の声

先日の5月1日土曜日に行った「親子で学ぶ愛とふれあいワークショップ@前橋」。この企画は以前からやってみたいと思っていた一つだった。

 

親子で体験的に「愛」を学ぶ場所があったら。

 

一見、そんな崇高な理想を掲げてのワークショップだが、タントラの「愛」のワークを長年学んで来た僕にとっては、結構いけるのではないかと思っての開催だった。

 

しかし、いざ始まってみると、予想通りと言うか、矢張りと言うか、小学校低学年の子供達はワークに参加せず、会場を使って遊びだす。そして思春期真只中の中学生もワークに参加したり、しなかったり。そりゃそうだ、特に日本人は普段からハグや人と触れ合いに慣れていないのだから。そんな中よくぞ来てくれた!

 

しかし、参加してくれているお母さん達は、そんな事には慣れているせいか、一向にお構いなし。大人同士でのワークを堪能してくれていた。

 

特に最近僕と一緒に瞑想をやっているお母さん達は、ここで彼女たちの瞑想力を遺憾なく発揮していた。

 

素晴らしい!!!

 

その姿を見て、僕もこうなったら大人達にフォーカスして、とことんやってやろうと、腹をくくる。

 

ワークも後半に入り、大人たちが様々な感情を見せてくれる中、美しい涙を流してくれるシーンもあったりして。そんな自分の母親達の姿を見て、徐々に子供達のエネルギーも変わりだす。

 

いつの間にか一人の子供がワークに参加し、皆でギュっと詰まった円陣を組んでハグをしている中に入り、小さな両手を左右の大人の足に回して一緒になって揺れている。

 

その姿は僕の胸を打った。

 

本当に美しかった。

 

その後、僕も皆の中に入り、膝を着いて、その子とハグをした。

 

思わず涙があふれた。

 

素直に嬉しかった。

 

それだけで今回のワークショップをやった甲斐があったと思う様な瞬間だった。

イシイタクジ

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